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3ダイスCNC転造機 RADIALシリーズ(RA-50)の特徴

2019年7月よりEVIRT ITALIA s.r.lが製造する 3ダイスCNC転造機をNISSEI EVIRTブランドで国内販売を開始しました。転造加工が難しいとされている中空品の転造はもとより、従来の中実品で円筒度を要求される転造品を高精度で高い生産性を誇ります。
多彩なワークに対応できる豊富なオプションを用意し、加工ニーズに柔軟に対応する3ダイスCNC転造機です。

NISSEI EVIRT
RADIAL50
3ダイスCNC転造機 RA-50
※上記画像をクリックすると大きな画像を表示します。

構造

横型3ダイスCNC転造機 RA-50は、120度の位置に配置された3つのスピンドルとダイスで材料を保持し、スピンドルの回転及び送りが同期して可動することで、高精度の転造加工が行えます。
FEM解析されたフレーム構造は高い剛性により、歪を最小限に抑えることが可能。加えてEVIRT社が開発した各種の自動化システムを機械に装備することで転造加工の自動化も容易です。

転造条件を自動計算

各種パラメータを入力することによって、転造条件の自動計算が可能です。

油圧装置の省エネ化と高速化

油圧を利用して転造している機械が多いですが、ほとんどの転造機は油圧ポンプを常に駆動させたままで、エネルギーを無駄にしていました。アキュームレータ―を採用してエネルギーの消費量を30%も削減し、ダイス移動速度を50%も速くしました。

動画

オプション


歩み転造用ヘッド傾斜角自動調整装置

歩み転造加工で必要な主軸の傾斜角の自動調整装置です。サーボモーターでダイレクトに主軸の角度を操作盤から操作できます。その固定は油圧にて行います。油圧を使用した装置によりヘッドの緩みをなくせます。

3ダイスCNC転造機 RA-50の加工事例

加工例 ワーク写真 概要
ボールねじ
外径φ32以上
3ダイス転造は2ダイス転造より円筒度を出しやすく、ボールねじの加工に優れています。
※熱処理後の形状などをフィードバックした高精度のダイスが必要です。
※弊社のミクロンロールダイスをご用命ください。
コルゲート管
ローフィンチューブ
中空コルゲート管やオイルコントローラに使用するフィン付き銅パイプ(流体を冷やすパイプ、飲料、流体、液体、気体などの搬送パイプ)の加工ができます。
スタットボルト 両端にねじが切られたボルトです。

本体仕様/加工能力概要(RADIALシリーズ)

品番 転造能力
(kN)
転造加工径
(mm)
主軸径
(mm)
ロール径
(mm)
主軸傾斜角
(度)
ロール幅
(mm)
機械寸法 W×D×H
(mm)
機械重量
(kg)
RA-10 100 12~85 28 60~75 10 60 1000×1000×1600 3250
RA-20 200 16~120 40 80~170 10 120 1570×1570×2035 10300
RA-30 300 24~140 69, 85 120~195 10 130 1800×1800×2230 9600
RA-50 500 27~160 80 140~210 10 140 2000×2000×2150 11200
RA-100 1000 30~200 100 140~210 10 150 3050×2250×2570 13800
RA-120 1200 38~350 120 210~310 10 240 3250×2400×2650 22510

※RA-50は弊社展示場にて展示、試作加工ができます。
※上記の仕様は改良のため変更することがあります。転造能力の最大値は条件によります。

製品お問合せ先とその他情報

東日本営業所
  • TEL:0554-26-6011  FAX:0554-26-6017
  • 〒409-0502 山梨県大月市富浜町鳥沢2022
名古屋営業所
  • TEL:052-803-3167  FAX:052-803-3246
  • 〒468-0011 愛知県名古屋市天白区平針3丁目117クレスト杉浦2F205号室
大阪営業所
  • TEL:06-6766-0216  FAX:06-6766-0217
  • 〒542-0012 大阪市中央区谷町6丁目6番7号第5松屋ビル1階101号