歯面仕上げ加工で要求される数μmの歯形、歯筋の調整を可能にするために、主軸の案内剛性、支持装置の剛性を高め、B軸のNC制御を開発しました。
主軸の傾斜(A)軸、テーパ(B)軸の調整で、クラウニング、ねじれ角、左右のねじれ角差を調整。これにより、ダイスの修整を減らし、熱処理条件の変化にも対応でき、金型が摩耗しても転造機で補正することができます。
高剛性なワーク支持主軸とハウジング、コレットチャックによる内径把持、ワーク回転制御を行います。これにより、転造中もワークの位置を理想的に維持し、ダイスの表面形状を正確に転写し、ピッチ精度が向上します。