Loading...
2020年8月31日

ギア仕上げ専用転造機Z-COMETで生産革新実現へ

溶製・焼結・鍛造 ギア仕上げ工程の精度向上へ寄与

Z-COMET(ゼータコメット)はギア仕上げ専用CNC転造機です。
本機は、焼結材・溶製材の各素材におけるギア仕上げの可能性を大きく拡げる革新機として開発された転造機です。

Z-COMETは従来のギア仕上げ転造機とは異なり、ダイス軸の傾斜に加え、業界初となるテーパー軸もCNC制御化しました。これによりダイス修正に依存していた歪み修正を、機械側で微調整することができ、ダイス修正回数の減少やダイス摩耗時の補正対応、熱処理後の変化への対応も可能となります。

加工対象は主に焼結ギア、ホブ加工後のシェービング加工の代替、焼結材のサイジングプレス後のクラウニング成形となります。上述の特性を活かした歯筋補正機能(クラウニング、テーパー、ねじれ角)によりサイクルタイム短縮によるコスト削減に貢献できます。

最大ワーク径φ190まで対応でき、また、オプションでターレット式の供給装置を取り付けることも可能です。これらによりギア製造を扱うあらゆる業種に展開ができ、大量生産品への対応、生産性向上が見込めます。

Z-COMETは誰も考え付かなかった新しい機械であり、これまでの常識を覆す新たな提案が可能になったと確信しております。

【対象用途】
焼結ギアの緻密化及び精度出し。
溶製ギアのシェービングの代替加工。
【販売価格】
仕様により異なり個別見積致します。
歯車仕上げ転造対象ワーク事例
歯車仕上げ転造対象ワーク事例
焼結材の転造による歯面緻密化の状態
転造による歯面緻密化の状態

お問い合わせ先

東日本営業所 TEL:0554-26-6011 FAX:0554-26-6017
名古屋営業所 TEL:052-803-3167 FAX:052-803-3246
 大阪営業所 TEL:06-6766-0216 FAX:06-6766-0217

Z-COMETの詳細

 


2020年7月31日

中空スプライン

押し込み転造加工技術


中空スプラインの例と、中空スプライン用のダイス

スプライン押込み転造とは、回転するダイスの距離を一定に保ち、ワークを手前側から軸方向へ強制的に押し込みながら、逐次スプライン加工する方法です。
この転造方法には、ワークを押し込むための装置を使用します。
この加工技術を使用している自動車部品として、以下のような部品があります。

  • CVTのドライブシャフト
  • ハイブリッド車向けローターシャフト
  • 摺動式CVJ


押込み転造でのメリットとして、ダイス間の距離を一定に保つため、転造加工中に中空内部が破損することが少ないことがあります。さらに、ダイス幅より長く加工できることがあります。


2020年6月30日

小型リードスクリュー向け

新工法での微細ピッチの転造ダイス 紹介

スマートフォンのカメラに搭載する光学ズーム機構のアクチュエータに小型のリードスクリューが使用されています。

従来、小型リードスクリューなどの微細ピッチの転造ダイスは研削加工では難度が高く製作が困難でした。
そのため、微細ピッチのリードスクリューは、転造加工ではなく、切削などの別工法で製作されていました。

今回、新工法により、微細ピッチの転造ダイスを製作することができ、これから小型リードスクリューなど、転造加工による製作の検討が進むものと期待しています。

加工実績

諸元:φ2 Tr ピッチ0.4 6条 (数字は全て参考値)

新工法で製作した微細ピッチの転造ダイスと、転造加工で製作したリードスクリューの拡大写真